最近の地震エコー発生状況

2018-03-30 電波散乱から見える昼と夜の長さ

2018-03-30
記録例に示してあるように昼と夜では雑電波のレベルが異なります。昼は低く夜は高いです。夜の方が電子密度がわずかに高く散乱レベルが少しだけ高いのです。その変動は日の出時と日没時ごろに2秒くらいでステップ状に記録されます。観測開始以来約5年間の夜の長さをグラフにしてみました。夏至で最も短く冬至で最も長くなっています。その中に細かい凹凸があります。Hayakawa の研究によりますとULF,LF帯では大地震の直前に乱れが現れると述べています。VHF帯ではどうでしょうか。この期間には北海道周辺でM7以上の地震は起りませんでしたのでまだなんともいえませんが、M6クラスの地震では乱れ(記録上の細かな凹凸)と関係があるようには見えませんでした。記録の凹凸は雲の量に(大気中の明るさ)影響されていると思われます。