最近の地震エコー発生状況

2018-06-13 2018年5月16日から始まった島原観測点での主に新居浜局からの地震エコーと、2018年6月12日の大隅半島沖地震M5.5がこれに対応する可能性。

2018-05-25
5月16日から島原観測点で地震エコーが観測されています。主に新居浜局からです。今までは四万十局がかならず入っていましたが今回はありません。総継続時間から考えられる地震マグニチュードは5クラス相当ですが今後増大するのか監視して行きます。

2018-06-12
データ転送にトラブルがあり報告が遅れました。6日間欠測しました。既に静穏期となっているように見えます。地震エコーの総継続時間から予想されるMは5.8前後ですが欠測分を予測して加算するとM6.0となります。震央域は島原と新居浜を結ぶ細長い楕円の領域で新居浜寄りの瀬戸内海西部、伊予灘が予想されます。なお12日04時54分大隅半島沖M5.5が発生しましたが、鹿屋局、宮崎局からの地震エコーは観測されていませんでした。欠測中に地震エコーが発生していたかもしれません。
2018-06-13
観測された地震エコーが本当に新居浜局からのものであったのかどうか検証しました。実は2月23日に島原で機器の調整を行ったときに受信周波数をプリセットする順番を間違えていた可能性があり、”新居浜局”は本当は鹿屋局であるかもしれません。大隅半島沖でM5.5が発生するならば鹿屋局からの地震エコーが観測される可能性があり、静穏期になって6日目にM5.5が発生し時間的にもMも経験則と合致しました(2017年4月29日にも大隅半島沖M5.6が今回の震央より約45km南に発生し、四万十局と鹿屋局からの地震エコーが観測されていました)。従って今回の地震エコーは新居浜局からのものではないかもしれません。12日に予想した震源域は保留します。12日の地震が該当するならば、地震エコーの総継続時間ΣTeからMを推定する経験式:
Log (ΣTe) = 0.7 M + b の鹿屋局のbの値は b = +0.14 が得られました(従来は-0.2と仮定していました)。