最近の地震エコー発生状況

2018-08-30 7月中旬から始まった島原観測点での地震エコー

6月12日に大隅半島東方沖でM5.5が発生しました。その後静穏でしたが、日向灘、佐賀県、九州西方沖、熊本でM4クラスが発生しました。これらに対する地震エコーは不鮮明でした。しかし、7月16日から継続時間の長い地震エコーが観測されてきました。観測されているチャンンネルは大隅半島沖M5.5の時と同じですから、予想される震央域は九州南東沖と考えられます。予想Mは現在は5.5程度ですがこれから増大して行くと思われます。図は2018年4月27日から7月25日までの地震エコー日別継続時間の推移です。

2018-07-29
地震エコーは毎日観測されています。積算値から予想されるMは現在の所でM5.5です。これからも観測されると予想されるので予想Mは増大すると思われます。図は28日までの地震エコーの推移です。最近これまでに発生したM4クラスの地震も示しますが、いま観測されている地震エコーはこれらの小地震とはほとんど関係がありません。

2018-07-31
地震エコーの日別継続時間の推移です。やや減少傾向ですが継続しています。

2018-08-05
連日地震エコーは観測されています。5日現在地震エコーの総継続時間から予想されるMは5.6ですが今後増加すると思われます。下に地震エコーの日別継続時間の推移を示します。

2018-08-09
3日間地震エコーが停止しましたが8日復活しています。従って状況には大きな変化はありません。下に地震エコーの日別継続時間の推移を示します。

2018-08-14
13日までの観測結果です。地震エコーの総継続時間から予想されるMは現在の所で5.8です。大きな地震ではありませんが今後大きく成長する可能性があります。

2018-08-18
17日までの観測結果です。16日に地震エコーは観測されませんでしたが、大局的には大きな変動はありません。予想されるMは5.9に増加しました。

2018-08-22
21日までの観測結果です。地震エコーが今までよりも長く続く傾向にあります。予想されるMは6.0に増加しました。

2018-08-27
25日までの観測結果です。8月15日頃から四万十局と鹿屋局からの地震エコーが現れ増大する傾向が続いています。新居浜局からの地震エコーは弱まる傾向です。二つの現象が同時に進行しているように見えます。
1:新居浜局からの地震エコーからは①日向灘ー豊後水道、②九州北部の地震が予想されます。
2:四万十局・鹿屋局の地震エコーからは南九州の火山活動と地震が予想されます。
両方とも静穏期ではないので発生はまだ先になるでしょう。

2018-08-30
6月半ばから28日までの観測結果です。四万十局などからの地震エコーは増大しています。新居浜局からの地震エコーは25,26,と28日には観測されていません。静穏化へ向かっているように見えます。この予想Mは6.0です。