最近の地震エコー発生状況

2019-01-05 2018年9月06日北海道胆振東部地震(M6.7)後の余震・国後島付近の地震活動(2)

2018-10-31
31日までの地震エコー日別総継続時間のグラフを示します。国後北方沖地震M5.5の後にM5クラスの地震は起きませんでしたので、これが該当する地震と判断しました。胆振東部地震の地震エコー(赤、青)は依然として観測されているので余震活動はまだ継続すると思います。

2018-11-05
10月26日の国後島沖地震の後もこの地震に関係すると思われる地震エコー(緑)が観測されていましたが減衰せず前報ののち活発化し、11月05日04時26分M6.3が発生しました。地震エコーが急速に活発化して静穏期もM5.5に比べて短く発生しました。予想されていたMは6.3でした(総継続時間は9月末ごろから積算して2379分でした。従って10月26日のM5.5は実際には「該当せず」となりますが発生時点では判断できません)。図には5日までの胆振東部地震と国後島地震の地震エコーを重ねて示します。前者の地震エコー(赤、青)には特に減衰は見られません。

2018-11-13
12日までのデータを示します。胆振東部地震の余震に関係する地震エコー(赤、青:帯広局、函館局、釧路局など)は依然として観測されています。また国後島北方沖地震の余震に関係する地震エコー(緑:中標津局、釧路局、帯広局など)が再び観測されています。両者の地震について少なくとも震度Ⅱ程度の余震はまだ発生する可能性があります。

2018-11-20
20日までのデータを示します。胆振東部地震の余震に関係する地震エコーは依然として観測されています。また国後島北方沖地震の余震に関係する地震エコーもまだ観測されています。M6.3発生後の地震エコー累積時間から推定される余震(1回分)のMは5.0です。

2018-11-23
23日までのデータを示します。国後島北方沖の地震に関係する地震エコーは依然として継続しています。予想Mは5.2-5.3です。胆振東部地震に関係する地震エコーは弱くなりましたが継続しています。

2018-12-04
04日までのデータでは胆振東部地震と国後北方域(北海道東方沖)の地震に関係する地震エコーはまだ継続しています。

2018-12-10
9日までのデータでは依然として胆振東部地震と国後北方域(北海道東方沖)の地震に関係する地震エコーはまだ継続しています。

2018-12-27
26日までの地震エコー発生状況です。北海道東部東方沖に関する地震エコー(緑色)からの予想Mは5.6程度でありましたが25日03時54分択捉島南方沖でM5.6が発生しました。おそらく該当する地震と思われますがもう少し様子を見ます。胆振東部地震に関係する地震エコー(赤・灰色)はまだ観測されています。
2018-12-30
30日04時08分に日高山脈南部でM5.4が発生しました。この地震が本命ではないかと思います。択捉島の地震は遠すぎるのです。

2019-01-05
04日までの地震エコー発生状況です。胆振東部地震に関する地震エコーは依然として継続中ですが、他は無くなりました。胆振東部地震の余震はまだ起こりうることを示していますが、大きめの地震が1回起こるのか小さい地震が多数起こるのかは判りません。