最近の地震エコー発生状況

2019-08-18 2019年島原観測点における5月からの新しい活動(2)

2019-Jun.-11
島原での6月11日までの地震エコーの推移を下に示します。2019年島原観測点における5月からの新しい活動(1)で示していましたように新居浜(那覇)局からのエコーが卓越していますが南阿蘇局、宮崎局、鹿屋局からも少しエコーが観測されています。四万十局が弱いので、新居浜局ではなく那覇局の可能性があります。従って予想震央域は沖縄本島から種子島付近まで広い領域です。予想Mはどの時点を始めとするかで変わりますのでもう少し様子を見て行きます。

2019-Jun.-16
15日までの地震エコーの推移を下に示します。那覇局からと考えられる地震エコーが卓越しています。現時点での予想Mは6.0-6.3です。

2019-Jun.-22
島原における21日までの地震エコーの推移を下に示します。状況は変わりません。那覇局からと推定される地震エコーだけが20日以上連続して観測されています。もしも静穏期なしで地震発生となる場合はM6.2以下が予想されます。

2019-Jun.-28
島原における27日までの地震エコーの推移を下に示します。那覇局からのエコーは連続して観測されていますが国頭局と思われるエコーが宮崎局のチャンネルに入ってきました。那覇局と国頭局だけがエコーを出し続けるパターンは昨年11月頃と同じです。この事例では1月08日に種子島東方沖でM6.0が発生して終了しました。今回も南西諸島北部から九州南部にかけての海溝側でM6以上が発生すると考えられます。発生時期はまだ不明です。

2019-Jul.-03
島原における02日までの地震エコーの推移です。従来と比べて大きな変化はありません。那覇局からと思われるエコーが非常に優勢です。もしも今すぐに静穏期なしで地震が発生するならMの上限は6.4から6.6です。

2019-Jul.-08
下の図は7日までの推移です。状況は変化していません。那覇局からと思われるエコーが連続しています。

2019-Jul.-13
本日10時58分に奄美大島北西沖の深さ250kmでM5.9の地震が発生しました。この地震は予報してきた地震の予想震央域に入りますが、Mが予想値(6.6-6.7)より小さいので該当しません。下の図は12日までの地震エコーの推移です。依然として那覇局からと思われるエコーが優勢です。

2019-Jul.-18
下の図は17日までの地震エコーの推移です。依然として那覇局からと思われるエコーのみが連続して観測されています。

2019-Jul.-27
7月21-23日に島原観測点に故障が発生しました。24日に復活しましたが、那覇局からと思われるエコーは観測されなくなりました。3日の間に状況が変化したようです。静穏期の可能性がありますので注意しなければなりません。予想されるMは6.8です。仮に静穏期が21日からであるとすれば29日まで、24日からであるとすれば8月1日までに発生する確率が高まります。

2019-Aug.-03
島原の記録を見直してみますと停電の前と後ではチャンネルの入れ替わりが起こっていました。停電前の新居浜(那覇)局は四万十局でした。この入れ替わりは5月ごろに発生していたようです。8月02日の記録では四万十局からの明瞭なエコーが観測されて居ましたので遡って見直しますと停電が復活した24日以降エコーが確認されました。なぜチャンネルの入れ替わりが起こったかを説明するには相当長い文章が必要なので省きます。下の図は2日までのエコーの推移です。まだ静穏期ではなかったようです。
2019-Aug.-18
8月12日再び観測系のトラブルが発生して観測が中断しています。