観測概要
●目的 | 見通し外VHF電波(FM放送波)伝播波を待ち受け受信して、地震前兆である異常な伝播現象(地震エコー)を識別しその後に起こる地震との関連を調査研究する。 もしも大地震の兆候があれば地震情報を発信する。 |
●設置場所 | 北海道札幌市南区の人工的電磁気雑音の低い場所。 |
●観測装置 | 5素子八木宇田アンテナ、ブースタ、分配器、ワイドバンドFM受信機(ディジタルシンセサイザーチューニング型、改造済)11台、データロガー1台。 |
●監視領域 | 北海道特に太平洋側、青森県東方沖、関東地方南部など。東北地方は、適当な放送局がないので監視は困難。 |
●特徴 | 観測機材はすべて民生品とその改造品であること、従って特殊な部品はなく廉価であること、消費電力が少ない(合計120w以下)であること。 一般に電波地震観測所の建設は大変高価であるかのような印象があるかもしれないが地震観測所に比べると非常に廉価である。 |
●観測開始日 | 2013年4月25日 |